謎生物の孵化
謎生物の孵化と書いたら、エイリアンシリーズが浮かんできた。
水没した厨房、唯一の出口には巧妙なトラップが仕掛けてあり、命からがら
抜け出た人類を待ち伏せする孵化寸前の卵、あれは第何弾だっけ。
グロいクローンの出来損ないが冒頭に出てくるヤツは、その光景が何度か
夢に出てきて、苦しんだ。
まぁでも、うちの水槽にエイリアンは住んでいないから、とりあえず安心。
定期的に産卵しているカクレクマノミは、概ね9日から10日で稚魚が孵化する。
その稚魚は、稚魚と判るくらいにサカナのかたちをしている。淡水に住む
メダカの、全長3ミリ縮小版、みたいな容姿だ。
もっとも、最近は成績が悪く、無精卵が多いのか環境が気に入らなくなって
きたのか、孵化に漕ぎつけるタマゴがかなり減っているのは気がかりだ。
さらに、やっとの思いで孵化した稚魚を、親がパクパク食べる様子は、なんだか
自然の摂理を感じる。まず自分が生き延びねばならない。
で、謎生物。
孵化は消灯後。部屋の書斎コーナーは、

こんな感じで、デスクトップPCと水槽が隣接しており、夜間は消灯に準じた
カバーを掛けているために、様子が良く見える。
これまでに、謎生物の幼体は3度目撃した。動きはサカナのソレとは違い、
エビに似た感じ。大きさは1ミリから1.5ミリ程度で、クマノミの稚魚より
かなり小さい。
ここで水槽内の生体を一覧しておくと、イボハタゴイソギンチャク1、共生する
カクレクマノミの夫婦、ブルーレッグハーミットという名の足先が青いヤドカリ
が6、キャメルシュリンプ1、あとはウミキノコやヤギや貝類。
おそらく有精生殖だと思われ、複数居る生体はというと、クマノミ以外には
ヤドカリくらいか。伏兵としては、やたら沸きまくっているヨコエビか。
情報交換の礎となっている海水魚MLでは、キャメルシュリンプの幼生ではないか
という意見もあったが、これだけ精子を長時間確保しているのも考えづらい。
1匹でも捕獲し、顕微鏡で覗いて、写真でも撮れたら詳細に調べられるんだけど
ねぇ。