2008年 7月 4日

黒い画面と、節電のこと

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曰く、
「黒い画面を表示してると、消費電力が少ないんだよ」

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間違ってますから。

言ってるのは、パソコンの液晶画面。で、黒い画面を表示すると
消費電力が減ってエコだからって理由で、自分のホームページを
黒基調にしているという話。

都市伝説、それ。

液晶画面ていうのは、白い色のバックライトが光ってて、
そこを、赤、青、緑の、例えばセロファンみたいな、フィルタって機構で
どれだけ光が通るか遮られるか、で、このカラーを表現してるのね。

まず、それが、大前提。

ずべての色は、赤と青と緑の3原色で表現できる。

で、こんどは、装置に注目する。
白い色を光らせるバックライトという装置と、
赤青緑のセロファンの濃さを調節する装置と、
その2つで、液晶画面は成り立ってる。

赤、青、緑、の3色を均等にたくさん透けさせると、
遠目にはそれが、白く映る。光の三原色。

たぶん、いまごらんになってる液晶画面に、どれだけ
肉眼で近づいても、なかなか見えない。
超接写できるビデオとかカメラとか、あとは、虫眼鏡とかルーペで見て
やっと赤青緑がわかるくらい、細かい。

その、赤青緑それぞれを、ある法則にしたがって、光の透け具合を
変えることで、色が現れる。その濃淡をもって、カラー表示してる。

要は、何がいいたいかといえば、
色ってのは、その3色の透け具合で表現してるからで、
話の中で置き去りにしてるその、白い色を放ち続ける
バックライトという装置は、
その明るさを、いちいち変えてはいないってことだ。

これが、いちばん重要。

裏で、ぎーーーんと白く光る光源がある。
そこに、色を表現する、フィルタってものをかさねて置いて、
影絵みたいな感じで、見る目に、カラー画像を届ける。

裏では、常に、ぎーーーんと、白く光る装置がある。

たとえ、画面がまっくろになったとしても、
その、ぎーーーんって光る装置の明るさに変わりはなく、
単に、それを全部遮って、黒っぽい色を再現させてるだけ。
(余談だけど、電源を切ったときに見える黒色、それよりも
黒い色を表現することは、原理的に無理なわけね。さらに
遮るのにも限界がある(要は光が漏れる)から、その、電源を
切ったときの黒より、黒を表示させたときのほうが、
どうしても明るくなる。)

液晶画面ってのは、
その、色を再現させるフィルタには、ちょっとしか電気が要らず、
大半はその、白く明るく光る、バックライトが
その電力を消費する装置なわけ。

わかった?

画面が黒くても、
単に、光を遮ってるだけで、
大半の電力を消費するバックライトは、ずっと
ぎーーーんって光りっぱなし、消費しっぱなし。

ゆえに、
黒い画面にしたところで、
省エネには、なりません。
(1回目)

省エネするなら、
装置の設定を変えること。
具体的には、輝度を下げること。
つまり、バックライトの光量を抑えて、暗くする
ということ。

サイトの表示色と、消費電力は、関連がありません。
(2度目)

ただし。
最近の、高コントラストを謳う一部の液晶テレビなんかは、
ダイナミックなんちゃらとかいって、
画面の明るさに応じて
バックライトの輝度をリアルタイムで調整する機構が
ついてるのもあるから、
上記原理が、100%すべてじゃない。

けど、

ぼくが知る限り、
MacだのWindowsだのに関わらず、パソコンにそうした
ダイナミック制御が搭載されたという話は、
聞いたことがないから、

ゆえに、パソコン向けのサイトで、
黒基調の画面にしても、
省エネには、
なりません!(3度目

ぜぇぜぇ

Posted by ka10 : 3:10:28 |

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