夏休みって、工作あったねぇ。バルサの角材から船体を削り出してて、親指の付け根をざっくり切っちゃって3針とか縫ったなぁ。あとちょっと深かったら筋が切れてて指がNGだったよ、とか。
で、今は夏休みじゃないタダの週末だけど、久しぶりな感じの工作。水槽立ち上げの一環。
漏水を修理したクーラー。洗浄も兼ねてテストしてみたが、漏れてる気配はなかった。ので、配管を整え水槽と繋ぎ、やっとクーラーが再稼動を始めた。先日、室温が31度になったことがあったが、クーラー稼動当初の具合だと、水温は室温プラス3度くらいで推移する。ということは、水温は実に34度を超えていたということで、以前の35.5度という記録がよみがえる。無脊椎はイソギンしかいないから見た目に差がなかったものの、ウミキノコとか別の生体が居たらNGだっただろうな。
で、水槽本体はほぼ、以前の形に戻った。ただし底砂はまだアレで、現在は茶ゴケが出まくっている、ひどい状態。ちょっと様子見だけど、あまり長期にこの状態が続くようなら、砂だけはなんとかしたほうがいいかもしれん。
で、水槽立ち上げで最後にやりたかったこと。RO+DI生成装置をもっと手軽に扱えるようにすること。いままでは、加圧ポンプも含め樹脂製の工具箱にセットしてポータブルに運用してたわけだが、給水排水清水の3本の管が出入りしてるし、デカくて邪魔なので、なんとかしたかった。で今回、それら装置を洗面所下に設置しようと考えた。
洗面所下のキャビネットは、その構造上、扉でぴったり蓋がされる。見た目には美しいが、使用上で問題がいくつかある。まず、ポンプのためにコンセントが欲しいが、もちろん洗面所下のキャビネット内にコンセントがあるような、酔狂な物件などない。設計当初に思いついていたら、設置してもらうことは容易だったのだけど、後の祭り。洗面所には洗濯機があり、ソレ用にコンセントはあるので、そこから引っ張るという方法はある。が、コードを引き込むために穴を開けなくちゃならなくて、ソレには少しためらわれる。電気屋の配線コーナーに行くと、TVなどのアンテナ線を引き込むために、フィルム状になっててサッシOKみたいなヤツがあるが、それのAC100V版ってないんかいな。ポンプの消費電力なんてたかが知れてるから、アンテナ用を流用しちゃおかな。
もうひとつの問題は、排水処理。ROの構造上、生成される純水以外に排水がある。それもAC線と同様の理由で、例えば排水パイプを伸ばして隣にある洗濯パンに、と考えるにしても、出入りできる穴がない。だが幸い、洗面器からの排水管がキャビネットにはあり、ソレは樹脂製だ。樹脂なら、なんとでもなるじゃないか。よし、じゃココに直接排水しちゃおう、うむ。
一番楽なのは、配管と同じ直径で穴をぶち開け挿し、コーキングで固める方法。でも乱暴すぎでしょ、交換とかメンテできないし。で行くところは、いつもお世話になってるナチュラルさんの器材のページ。ここに、1/4系の配管パーツがいっぱい揃ってるのだ。で、コネクタをゲット。

(サイトより写真を拝借)
だが、大きな盲点が潜んでいた。このコネクタのネジ山、どうも規格外というか普通に手に入らないのだ。大型ホームセンタに行ってみたが、ピッチが合うナットとかがない。さぁ困った。どう付けよう。当初はこんなんきっと規格モンだから、タップで溝切ってネジ込めばスマートじゃんとか考えていたが、甘かった。
まず思いついたのは、そのものを作っちゃう方法。いまあるネジそのものをオス型にして、プラリペアを利用してメスを作るのだ。手順は面倒で、まずは型取り君でメス型を取り、それを元にもいっかいオス型を取る。そのオス型(=ネジそのもの)を型にして、ナットを作るというもの。コピーにコピーを重ねるため精度が落ちる懸念があり、面倒きわまりないこともあって保留。
で採ったのが、この方法。

まず、既存のねじ山を削り取る。万力で挟んで、ヤスリでごしごしっと。所詮はヒトの手だから、往復運動の精度が低く、若干樽状になってたり傾いてたりするが、仕方ない。グラインダーとかあれば、もっと綺麗に削れるんだけどね。

で、おもむろにダイスをあてがい、金属棒と同様の要領で溝を刻む。写真のは削りたてでバリが残ってるが、それを綺麗に削ったら完成だ。M10・1.5ミリピッチの規格ネジに早変わり。元のは、もっとずっと溝が細かかったが、細かいのにはきっとワケがあるはずだが、お構いなしっ。
洗面所下の配管も同様に、指定の径で下穴を開け、タップを立てて溝を作る。

写真は、ネジを完全にねじ込んではいないところ。環境光の関係で偏った色温度が補正しきらず、うす汚れた感じになっちゃったが、本来は白い。もうぴったりばっちり、普通にネジ込めるシロモノに。で、湾曲しててきっちりとは締められないから、コーキングをパッキン代わりにして締め、ココは完成。
で、装置全体を組み終えて、こんな感じ。

まだAC線の問題は解決してないが、しばらくは延長コードを引っ張って使うことにする。プラ箱に装置を収めてあった頃は、ポンプの稼動音がだいぶ響いていたが、こうなってとっても静かに、ほとんど無音になった。排水もばっちりだし、なにより邪魔じゃなくなったのがいいな。