1 月17
オフィスに居る、場違いなほどの超イケメン君。なんでも、英語が苦手だという。「ka10さん、今日は朝から頭が重いんですよ。」「あら。風邪?」「いや、午後にあるミーティングが英語なのが理由だと思います。」
なんだかベタに敬語なのはアレだとしても。英語なんてもんはさ、ちょっと努力するか、ちょっと必要に迫られたら、すぐにある線までは覚えられると思うのね。そこまで行けば、度胸さえあれば会話は出来る。彼が感じる壁は言葉というか英語そのものだろうけど、ワタシは、その先に壁を感じる。
もう1年も前、好きになった人は、台湾のひと。某国立大学卒の超エリートさんで、じゃーなんでこんな会社に来ちゃったの、てくらい場違いなインテリさんで更に見た目も備わっていたが故、3秒でノックアウトしたんだけども。
台湾ていうか、言語圏の区切りだと、日本語と韓国語が1グループで、あと他はぜんぶひとつ、つまり地球上は日本語韓国語と、それ以外、の2言語に集約されると思うのね。要は、英語文法の、単語置き換えでいけるみたいな。
物事を考えるときって、言葉を使うでしょ。ここに大きな落とし穴が開いてると思う。日本語で考えるのと、英語で考えるのとでは、勢いというか流れというか潮流というか、ぜんっぜん違ってると思う。
前提とか背景とか理由とか言い訳とかくどくど述べたあと、最後の締めに自分の意見を試しに言ってみる日本語プレゼン。
まず結論を冒頭に大声で叫んだあと、なぜそうなるかを後から理由付けする英語プレゼン。
異国語が分かる分からない以前に、思考のベースになる言語構造の違いからくる根本的な差が、どーしても日本を弱めてると思うのね。
曰く、
「XがYよりは大きくなくちゃダメなんだと思うんです。仕様書の3ページにある解説から引用すると1つのYは2.3個のXに比例するって書いてます。だから、ワタシはXの面積を大きくすべきだと思うんですがいかがでしょうか。」
曰く、
「I’d like to borrow some money because was a bit much to talk by mobile phone last month and charged what unexpected, so?」
イケメン君とは別に、オフィスでマネージャ格に居る彼。もしかしたらワタシより若いかもしんないけど、カタカナ英語ながら、躊躇せず割り入って行く勢いがある。
No, no, wait. I can’t understand. Sorry, please explain again.
現在過去未来、単数複数人称代名詞、はたから冷静に眺めるとちゃらんぽらんなんだけど、ごりごりっと押し入る勢いがある。が故に、イニシアチブを維持してディスカッションを進められ、だからこそマネージャで居る彼。
要は、そういうことだ。話せる話せないは二の次というか、前提。どう会話を持っていくか、が大事。マネージャ格の彼は日本語も英語系の思考で来るから、普通に構えると面食らう場面はあるけども。
前述台湾の彼女、不可抗力により結局は声すら掛けられず消えていってしまった程度の仲だったけど、すっごい非日本人てことを意識して、不安と気合と期待を持って臨もうと、決めてた。いわゆる日本人の女性とは、アプローチからして違えていいはずよね、と。「いやー今日は寒かったねぇ。ところで好きなタイプってどんな感じ?」ではなく、「Sorry for sudden approach but I am loving you because…」みたいな。こう、自分の中でモードを切り替えるっつーか。もし話す機会があったら、日本語ではなく英語でしよう、って決めてたし、それのほうが落としやすいかもって感じてたし。
某外資系にいた、途中でガイジンになっちゃったヤッピー。英語を覚えるなら彼女を作ろうとすることだ、って声高に叫んでたけども、100%同意。どう話を持っていったら興味を惹けるか、その際の言い回しはどうだとか、好まれる仕草は何だとか、それこそ必死になるね。その過程で、英語圏特有の思考構造がわかってくる。気がする。
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